渓流釣り方

【初級偏】東北は青森県の渓流を魚を釣ろう!

渓流人
渓流人

こんにちわ。Fishギャングくんです。みなさんは渓流釣りしたことありますか?(渓流スタイルにお着替えしました。)

今日は僕が渓流にハマッたお話しと渓流釣りとは何か?魅力とは?について紹介し、これから渓流始めたい人の役に立てればなとおもいお話ししたいと思います。


渓流というのは普通の横幅ある河川よりも道路すら跨ってない山の中の更に奥にある、狭まった細川のことです。

生息環境が厳しく、生存できる魚種は限られています。

基本のターゲットはイワナ(岩魚)とヤマメ(山女魚)になります。

地域によってはアマゴだったり北海道はオショロコマという渓魚が居るそうです。
その中で東北に棲む僕のメインターゲットはイワナです。

Fishギャングくんが渓流を始めたのは比較的最近で、今から4年前ぐらいの20歳の時に足を踏み入れました。
なぜ興味もって始めたのかというと、きっかけは職場の有期社員の方との会話でした。
それまでの渓流魚に対しての僕のイメージはというと……。
・小さい
・引かない
・淡水魚だから美味しそうに見えない
・警戒心強いと聞いたことあるからめんどくさい。
・場所わからない。
・なんか年寄りがやるような地味な釣り
っていう偏見があり最初の会話では「僕はやらないです~」って否定ばかりしてましたw

でも実際に聞いた話に妄想を働かせ、かる~い気持ちで道具と日釣り券を買い実際に現地に向かいキャッチしたのはヤマメでその一匹の感動といったら・・・今でも鮮明に覚えています。

あの一匹から僕は渓流に魅せられ何度も足を通わせることになろうとは……。

初めての渓流魚はヤマメで釣って感じたこと

本当に魚が居た!!釣れた!!です。
初めての渓流魚のヤマメ釣ったのは中古で買ったミノーでした。それを有名な河川の渓流に持っていきとりあえず入水し、流れの上流に向かって投げてチョンチョンと穂先で反射的な動きをさせたら、急に水面がキラッって光った瞬間に竿先に重みが乗りブルブルと穂先が振動してました。

「渓流魚は非常に警戒心が強く岩陰や複雑な流れの中に居るよ。」

っとアドバイスを受けてただけに最初の一匹を釣った時の達成感というか幸福感は最も高まりました。

そして何より魚の模様がすごい!細かい銀色の鱗に包まれた体表に浮かぶ独特の半模様。
思わず初めて手にした魚ながら、魚に対して「美しい」と感じました。

そんな一匹の出会いと感動により、僕が死ぬ最後までやり続けたい釣りベスト4入りを果たした渓流釣り
これまでの釣り人生の固定概念を覆した「魚釣りは大きさだけじゃないんだ」と思わせてくれた
最初の一匹の出会いでした。

これからも東北は青森県を舞台にどんどん追及していきたいと思います。沢山の出会いを求めて。

青森県の主な渓流釣り場分け

僕が棲む青森県。ここは様々な釣りに適した素晴らしい環境を持っています。

青森県は陸奥湾を囲い、西は日本海、東は太平洋の3つの海域に囲まれています。
“釣りを趣味とするなら青森県”といっても過言でないぐらい好条件に恵まれた地域です。

また有名な八甲田山をはじめに下北は霊峰恐山そして津軽にある岩木山。
どれも標高が高く、また東北は豪雪地帯とも呼ばれ各山頂に積もった雪は春になってもなかな解けません。それがゆえにじっくりとじっくりと初夏にかけて溶けだして山々の豊富な栄養を含み沢から支流へ支流から本流へ本流から海へと流れ豊富な海産物を育んでいる。

その青森県で渓流釣り場は大まかに上記画像の4つの地域に分けられます。
①猿と熊が豊富な”下北半島
②雪中行軍で有名で映画にもなった“八甲田山”
③超有名観光スポット奥入瀬渓流のある“十和田地区”
④何が有名か知らないけど言葉の訛りが凄い“津軽地区”

『青森県内共通遊漁年券』を買えば一部除いて全ての地区を通い放題です。

なんていったって川の数が尋常じゃない程多い。

川って表記してますが、先ほども書いたとおり一つの河川には何本かの支流があり支流にはいくつもの枝沢があります。
僕がメインにしてる釣り場は枝沢を開拓してるのでその数は一番多いです。

*枝沢は数が多くて水量が少ないだけにハズレも多い^^;

標高の高い山から徐々に絞られて一本の大きな河川に集約されていくので、渓流釣りという山の中山奥の釣りになると一本の大きな河川に的を絞りその中から数十以上の枝沢を開拓し竿を出さなければなりません。

水さえあれば何処にでも居る・・わけではない!

海ならば川みたいに狭まったり一方通行では無いため、いつかは魚の群れが入ってくる可能性はありますが。

川になった以上、横幅は限定的で流れは上流から下流に向かうの一本通行です。
川に棲む魚は淡水魚なので河口から山奥の渓流のどこに居るのか、どこに留まっているのかポイント選びは非常に重要で難しいです。

標高の低く川幅が広く水量が豊富な場所は居そうにみえますが、その中から体長が約10~30cmで警戒心が高い魚を6cmぐらいのサイズのミノーやミミズや川虫などの小さな虫エサで釣ろうと考えても到底一筋縄ではいきません。

また、上流の細い川に入ったとしても魚が全くいないなんてことも良くあります。

こんなところにも実は居ます


何処にでも居るわけでもなく群れを成してるわけでもない上に警戒心が非常に強い魚。
これらを釣って楽しむには知識無くして可能になるもではありません。

しかし、渓流釣りは釣り人の人口が少なく、聞きたくても周りには経験者が居ない。って人も多いかと思います。

これから一歩踏み出して渓流人になるために僕と一緒に渓流釣りについて勉強していきましょう。

僕のブログ内に、道具は何を揃えたらいいか?注意点は?など、別記事にて解説しておりますのでご活用ください。

渓流の魚に出会うには渓流釣りを覚えるべし

  • 渓流とは

渓流とは川の上流で、主に山間を流れる部分をいいます。
山間部なのでまわりは豊かな森に囲まれており、雪解け水や標高高いため水温はキリっと低いです。
川は落差のある谷間を流れていて、時には滝などもあり観光スポットにもなります。
全く汚染されていない水の流れは非常に美しいものです。僕のように。

  • 渓流釣りとは

 その渓流に住む魚を釣るのが渓流釣りで、代表的な魚はイワナ、ヤマメ、アマゴになります。
(地域により居ない魚もいます)特にイワナは日本で一番高い所に住む魚です。
イワナの生息域ぐらいになると、源流と呼ばれる場所もあります。イワナ以外の魚が一切居ない場所です。
 この魚達は昔からずっと渓流で生息してきました。その姿は非常に美しく、これが釣り人を魅了にし山奥へと足を運ばせるのです。
 また、食味も非常にすばらしい物があります。
僕が個人的に思うに釣り魚塩焼きランキング一位の魚イワナ。これほどおいしい魚はないと思うぐらい渓流魚は美味しいです。

渓流人
渓流人

サーモンとか海の魚も脂有って旨いけど。
渓流魚の焚火による塩焼きは脂の旨さとかではない、単純に「旨い」と太古より受け継がれた純粋な味覚を蘇らせてくれる。
汚染されてない山の豊富な栄養含んだ水を真っ先に受けるのは渓流魚たち。
彼らが美味しくないわけあると思うか??

 渓流釣りは自然と密接な関係にあります。
人の手が入らない自然の川だから魚は雄大に生きているのです。
その魚を釣るには、自分が自然の中に入らなければなりません。
魚を釣るだけでなく、渓流釣りは山の釣り。自然に抗うことなく自然と歩み寄っていかなくてはなりません。

それが渓流釣りなのです

基本は川を遡行しながら竿をだす釣り

それでは渓流で魚を釣るにはどうすればいいのでしょうか?
渓流魚はかなり警戒心が強く、人影を見たりすると あっという間に岩陰に隠れてしまい釣れなくなってしまいます。
*実際に3mくらい上の土手から顔だけをそ~と出して、魚が見えた瞬間から更に顔全体を出したとき、見えていた魚は確実に何かを感じ岩陰に俊敏に隠れてしまいました。
たとえ気付かれずに竿を出しても、魚を釣り上げてしまえば 残った魚に警戒されてしまうのですぐに釣れなくなります。
 ですから一個所の場所で何匹も釣るという訳にはいきません。
従って、その場所で釣れなくなると必然的に次の場所へ 移動して竿を出すという釣り方になります。
 通常、魚は流れてくる餌を食べる為に上流を見て泳いでいるので、 背後(下流側)から近づいた方が気づかれません。
よって場所を移動する際は下流から上流へ移動していくのが普通です。

 渓流は自然の姿そのままなので道などはありません。*野生のウンチはあります。
ですから移動は川の中なり横の岩の上など歩いて行く事になります。
水深があって進めないような場所や登れない滝などがあれば、 山の斜面などを登ってそこをかわしながら上流へ向かいます。*コレが辛い。
時には危険な場所もあるので、少なくとも安全な釣りとは言えません。
 しかし、このように川を遡行しながら 竿を出していく事こそ渓流釣りの基本スタイルです 。

いろいろな釣法

そして実際に釣る場合、その釣り方にはいくつかの方法があります。
渓流魚はその美しさに反してエサにはかなり貪欲です。
主に水生昆虫(陸生昆虫の幼虫など)を食べていますが、 他に陸生昆虫類、小魚、ミミズ、クモ、カエルなど 生きている物なら何でも食べます。

釣った岩魚の口に入ってた爬虫類

 実際に魚達がいつも食べているエサ、または食べれるエサを ハリにつけて釣るのが餌釣りです。
これがもっともシンプルで釣りやすいと言えます。
昔ながらの釣り方ですが、今でも最も多くやられています。僕のメインも今は餌釣りです。

 また、普段魚が食べている昆虫類そっくりに作った毛バリで釣るのが毛バリ釣りです。
毛バリは人間が作ったもので実際には食べられないのですが、 魚に本物と勘違いさせて釣るわけです。
毛バリ釣りには日本古来からあるテンカラ釣りと 外国から入ってきたフライフィッシングという方法に分けられます。
フライフィッシングでは毛バリのことをフライと呼びます。

 他にはルアーフィッシングという方法もあります。
これも外国から入ってきた釣り方で、普段、小魚などを食べている魚の習性を利用し、 小魚などに似せて作られたルアーのミノーはスプーンやスピナーなどで狙います。

 フライフィッシングとルアーフィッシングは専用のリールを 使用するので、餌釣りやテンカラ釣りと違って、遠くから、 そして広範囲にポイントを狙えるのが特徴で、両方とも最近人気のある釣り方です。

知らないじゃ済まされない放流魚の存在遊漁券

それぞれの川は漁協組合という所が管理をしています。
漁協組合は産卵場の整備や河川清掃などの管理と自分達が管理している川に稚魚を放流する活動をなされており、この漁業組合の活動のほとんどは遊漁券の収入でまかなっています。
要するにこの放流があるかぎり、渓流釣りもなくなりはしないのです。

しかし最近目立つのが遊漁券を知らずに釣りする人や、バレないからと買わないで釣りする人です。道具だけでもお金かかるのに釣るためにお金さらにだすのが嫌なのはわかりますが。
遊漁券を買わずに、無許可で釣りを行うと密漁になります(*現場監視員からの遊漁券購入に応じない場合、密漁として管轄の警察に通報されます)。
漁協組合さんのおかげで安全に快適に釣りできてるので感謝してキチンと遊漁券買いましょう。


遊漁券は地元の釣具屋で年券と日釣り券とありますのでお好きなほうを選びましょう。

これが遊漁券取り扱ってる目印になります。

渓流釣りのマナーとルール

渓流釣りは本当の大自然の中での釣りになるため、釣り人に会うこと自体珍しいですが少なからず
渓流釣りにはマナーやルールがあるので覚えて意識してください。

遊漁券の購入、渓流解禁日や禁漁期間の順守          
乱獲はしない(次来るために自分の為にもなります。)
ゴミは持ち帰る(せっかくの大自然にゴミがあったら台無しです)
先着優先(コレは素直に諦めてください、先着が居れば魚釣れないので次のポイント
      へ)
釣り上がりが基本(魚は上流を見てますから下から上がり上から餌を流します)
安全優先で行動する (渓流釣りは無事に自力で下山するまでが渓流人です)

渓流魚は塩焼きが格段に旨い!!

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMAG0561-1024x577.jpg です

考えてみてください。

人口の建造物がなく、標高高い森の木々の間を流れる冷たい清流。

夏でも自然に水温がヒヤっとする冷たさをキープしつつ、森の溶けた栄養素をたーーっぷり!と真っ先に受けている魚はなにか?

渓流魚です。しかも一番目はイワナ。次に山女魚

全く汚染されていない自然に濾過された水×森の栄養素豊富な水の中で生きる彼らは塩焼き魚の王道の魚です。

現地で食べる塩焼きは・・・もう・・・・絶品

まとめ

青森県は地形的にも渓流釣りにも非常いい条件で、渓流の数も半端ではありません。

何処に住んでいても山だらけなため渓流釣りのポイントには困らないと思います。
しかし釣りするに至って必要な物などでてくるので下調べが大事になってきます。

このブログ読んで渓流釣りに興味もっていただけたら是非とも他の記事も読んで充分に装備と知識を得てから実際に釣りに行ってください。

美しき景色と綺麗な水に育まれた最高の渓流魚が貴方を待っています。

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初めての渓流釣りをしたい人必見!!
渓流歴2~3年目の時に装備はコレあれば充分だと思ったことをまとめています。

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