鶏の白い毛が雪に見える・・・Fishギャングwolfくんです。
今回の頂く鶏は【烏骨鶏】の雄です。
本来私たちが食べている鳥はほとんとが採卵鶏の産めなくなった雌だそうです。
そのせいか、交尾させる為以外の雄は雛の時点で大半が殺処分されてしまうそうで、スーパに出回る肉は卵を効率的に産めなくなった雌鳥がほとんどらしいです。
今回は実際に自分の手で鶏を 屠殺して、下処理して解体して最後までキチンと食べてみました。
どう食べたのか、一通り体験し屠殺する前と食べた後の心境変化について紹介していきたいと思います。
屠殺→血抜→毛を毟る

①足を紐で縛る(片足でも可能)
②鶏を逆さに吊るす為に高いとこに固定する
③ナイフで首に切れ込みor切断を入れる(*躊躇せず行う
物凄く暴れるので返り血注意です。
④10分~20分放置
ほとんど血が出なくなったら大丈夫です
⑤首から頭と羽は食うとこ無く、毛も簡単に毟れないので先に切り落とします。
他の毛を毟り、取れない産毛はバーナーで炙った姿がこちら↓

台所で肉と内臓の解体をする
人生初の解体なので、YouTubeを見て大体の作業を見てから解体しました。


初めてやってみましたが、モモ肉はやりやすいですが他が難しい^^;
太った鶏と違う雄鶏なせいか、身が少なくYouTubeで公開されてる鶏の解体方法だと上手くできなかったので、肉あるとこ解体する作戦でなんとか取り出しました。(鳥だけに)
あとは調理する

今回は最初から鶏そのものだけを味わうと決めていたので、「焼き鳥」用具を買ってきてました。
それっぽく串に刺してみた

鳥皮、鳥皮とモモ肉、砂肝、ハツと肝。
いい感じに炭落ち着いたので焼いていきます

モモはシンプルにオリーブ油と胡椒味付け

モモは試したかったスモークバックで包み焼き!

鶏足(もみじ)も調理してみる


鶏ガラスープ

【実食】&感想まとめ
ごちそうさまでした。
ど・れ・もッ美味!!!
正直ね、血抜きしたときの暴れる鶏を見た時になんとも言えない気持ちになりました。
魚の血抜きとは全然違う感覚に陥ります。
罪悪感というか本当に食べるのかって少し躊躇しました。
でも毛毟り中や柔らかくほんのり温かい肉を触ってると早く齧り付きたい気持ちが強くなりました。
こうゆう経験を自分一人の力で成功させ体験できたことは自分のスキルアップにも繋がるため、よい思い出です。
でも、初めてだったので途中途中やり方を調べながら作業したため実際に口に入るまでは2時間ぐらい掛かってしまいました。(二羽)
この苦労と経験をこれからも忘れずに食べ物への感謝をより強く込めて「いただきます」と言ってから食べたいと思います。
・モモ肉のオーブン焼きは一回じゃ火の通りが上手にいかなくて何回か繰り返し食べました、かなり旨い!
肉がシャクシャクって肉の繊維が噛み千れる音が軽快で心地よく市販の肉には無い食感。
・鶏足(もみじ)は・・残念。食うとこほぼ0。鶏の種類が違うせいか全部固いとこだけでコラーゲン的なのありませんでした(‘Д’)
・鶏ガラスープは一番無難で超旨い!味が濃く旨味が出てます!更にソバ入れて食べましたがウマウマ( *´艸`)
コメント