
前回の記事では、青森県陸奥湾の船真鯛釣りの「基本タックルと釣り仕掛け二種類」を紹介させていただきました。
前回記事作成から私。すぐに乗っ込み真鯛を狙うべく夜勤明けに寝ずに陸奥湾にいってまいりました!
結果はポイントに着いたのが昼過ぎで夕方までやり、7枚キャッチのバラシ数匹でした。
この乗っ込みの時期は真鯛は中層付近をメインに回遊しているので、群れに当たれば連発連発!
しかし、群れのルート上に居なければ坊主もありえます。
白子が入っていて美味しいノッコミ時期の真鯛は非常に人気です。
今回は奧が深くスリリングなノッコミ真鯛の実釣編について紹介していきたいとおもいます。

安心してほしい!乗っ込み真鯛は超簡単だから、小難しいことはなにも無い。簡潔にコレだけ守ればいいってのを教えるよ!
※最後に実釣編をYoutubeにアップしてますので参考に!!
乗っ込み真鯛の釣れるポイント選び
乗っ込み真鯛の行動は水温によって変化します。
特に春の乗っ込みの言われる5月~7月は
産卵前の荒食い→産卵→産卵後の荒食いという行動パターンに変化していきます。
なので急に爆釣になったり、全く釣れなくなったり、また爆釣など、釣果にムラがあります。
しかし、海峡付近の真鯛を除いて湾内の養殖棚付近の真鯛に絞るならば
『水深は30m前後の棚は15m』で間違いありません。
ここを重点的に仕掛けを漂わせていると真鯛がひったくっていきます。
餌釣り仕掛けの操作方法は二種類のみ!

②リフト&フォール
皆がご存じのたった二つのアクションのみで「釣れます」
乗っ込みシーズンの真鯛は非常にイージーです。
基本的に乗っ込みシーズンは中層をメインに回遊しているので、縦に餌を落とすより、キャストしてカーブフォールして斜めに中層を漂わせたほうが非常にHITチャンスが増えます。
①カーブフォールの釣り

コレが一番王道で簡単かつ、針掛かりまでオートマチックな釣りです。
①15~20mくらいキャスト。(フルキャストしなくても良い距離です)
②ベール戻して、穂先を下に向け
③仕掛けが足元(真下)にくるまで❝放置❞
④回収
以後魚が【乗る】まで①~④の繰り返しです。


②リフト&フォールの釣り

こちらの釣り方は、どちらと言えば7月~晩秋までの釣り方になってきます。
産卵終えた頃から真鯛は中層から底付近へと落ちたり、散らばったりしています。
中層付近の鯛は養殖棚の周りに居着いて、餌を探しています。
底付近の鯛は底物の餌を探しています。
①ちょいキャスト
②まずはラインテンションかけながら着底させる
③糸フケを取り、10秒くらい当たりを待つ
④腕いっぱい真上の竿を煽り、テンションフリーにしないように落とす。
※落としてる最中に良く当たりが出やすいので集中!
⑤穂先を下げ切った状態で、当たりを待つ(5~10秒)
以後、④~⑤の繰り返しで、だいたい5回やって当たりがなきゃ、”棚”を変える必要があります。
乗っ込み真鯛は本当にコレだけでOKです。
船釣りだからと難しく考えることはありません。

基本的に船は養殖のブイに固定するので、「魚が向こうから来る」その時まで待つしかありません。
なので、大規模な真鯛の群れが船の下を通れば竿をだしている分だけ、ヒットします。
その祭り状態といったら、まさしく乗っ込み真鯛の醍醐味といえます。
しかし、掛かってもバラしやすい時期でもあるので、気落ちせず頑張りましょう!


乗っ込み真鯛の実釣編を動画でご紹介!
春の乗っ込み真鯛を二馬力ゴムボートで実際に釣ってきました!
後編には時合い突入のラッシュシーンもあるので、実際の釣り方を目の当たりにすることができますよ。
それでは青森県ならではの陸奥湾の真鯛釣りをお楽しみください。
地球の環境変化も海の生き物には影響を与えているので、いつまで陸奥湾に沢山の真鯛が入ってくるかわかりませんから、膳は急げですよ。
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