
前回の記事では【青物オフショア入門編①】ジギング始める方へ基礎知識とタックルと釣り方を伝授!!
という記事にて、オフショアジギングの基礎知識と必要なタックル二種類・誘い方・ノットなどについて紹介させていただきました。
では、実際にイメージが沸いて始めよう!って思った際に
について詳しく紹介していこうと思います!
①オフショアジギングで必須な道具たち
超必須❝自動膨張式ライフジャケット❞
防波堤の上でも必須中の必須アイテムであるライフジャケット。
海上事故の大半がライフジャケットを着用しておらず、救急隊が到着する前に力尽きていることがほとんどだそうです。
調べによるとライフジャケット着用している場合、生存確率が2倍という結果がでています。
国土交通省では平成30年2月から「すべての小型船舶の乗船者(船長・乗船者)」に桜マークつきライフジャケットの着用を義務化をしています。
海上保安庁が海上を巡回中に確認して違反が見つけられた場合、釣り人自身には罰則は有りませんが、船長に違反点2点が付き船舶講習を再講習しなければなりません。
又、船長自身の違反点が行政処分の累積点になると、最大6ヵ月の免許停止になり遊漁船を営むことが出来なくなります。
※下記参考に

ライフジャケットの❝グレード(A・D・F・G)❞に注意!
ライフジャケットには国土交通省公認の桜マークだけでなく、グレードのタイプが「(高)A・D・F・G(低)」の順に位置づけされており、グレードが低いほど制限が狭まっていきます。
海の船釣りをするなら【TYPE A 全ての航行区域に適応】を購入すれば問題解決です。
肩掛タイプ×腰掛タイプの二種類ある
肩から掛けるタイプと腰に巻くタイプとありますが、どちらを使っても問題ありません。
自分のスタイルや体型、好みに合わせてお選びください。
※国土交通省承認桜マーク+TYPE A +自動膨張式ですので、ご安心ください。
⇩肩掛けタイプ
比較的使用者が多いタイプです。
肩から掛けているため腰タイプと比べてズレが無く、腰にポーチを携えてペンチやナイフ等入れて効率重視したい方にはオススメです。
⇩腰掛けタイプ
僕は腰掛けタイプを使用しています。
オフショアジギングの場合、竿尻を脇に挟む事がほとんどなので肩掛けタイプですと稀に紐に絡まったり、船の装備品にベルトが引っ掛かったりするため腰掛タイプを選んでいます。
デメリットとしては、腰に膨らみがあるので座椅子に座れません(笑)
なので、クーラーボックスの上に座っています。
【巨大魚も爆釣も収納可】大型クーラーボックス

オフショアジジギングをしていると高確率で「大物サイズや爆釣に当たった問題」にぶち当たります(ガチで)
サイズもショアに比べ、型がまとまっていいサイズが多いため一般的なクーラーボックスじゃ収納不可。最低60L以上の物が必要。
鮮度を維持する為に”氷”も入れるため、専用の大型クーラーボックスが必須になり、沢山キープした後のことも考えなきゃいけない為いくつかの選ぶ条件が出てきます。
これら条件を満たしたクーラー三選をオススメします!
あまりキープはせず、腕力に自信ない方
サイズ:幅910×奧行430×高360mm
一万円台で購入できる76L大型クーラーボックス。幅が91cmもあるのでブリクラスの大物も収納が可能になります。
キャスター(タイヤ)が付いているので、沢山魚が入った状態でも車まで一人で引っ張る事ができます。
あまり魚を量を食べない人、知り合いに配ったりあまりしない人にはオススメのベストサイズといえます。
一番使用率の多いサイズのクーラーBOX
サイズ幅940×奥行470×高さ435
基本的に青物のオフショアジギングでは約100L前後を使用する人が多く見受けられます。
僕自身も100Lのクーラーボックスを使用しており、6~8kgのブリが掛かると3~4本でほとんど一杯になってしまいますが、一日でブリ二本以上は珍しいので、このサイズが安定していて収納に安心感があります。
また、こちらも水抜き栓やキャスターが付いているので一人でも車まで運びやすく、フタの止め具がステンレス製の為耐久性にも優れております。
大物思考かつ大量に魚をキープしたい人向け
サイズ:長さ105×奥行き45×高さ60cm
オフショアジギングではチラホラ見かける超大型クーラーボックスです。
米国製の為、頑丈。とにかく頑丈かつ保冷力にも優れており、「大物を沢山るぞ!」って方や不意のスペシャルビックゲスト(マグロ、GT)等も視野に入れてる人には、持ってこいのサイズです。
魚の消費量が半端なく、沢山いる知り合いに配りたい人が持ってくるサイズです。
耐久性に特化した分、壊れやすいキャスターがないので、運搬には筋力と二人必要だったり、中身を複数に分けて運ぶ手間が掛かるのがデメリットです。
大きすぎるクーラーに不安を持つ必要は無い!
さてさて、オフショアジギングもしくわ船釣りをしたことが無い人には、大型クーラーを運ぶ事に懸念や不安がありますよね?
ご安心ください!
基本的に暗黙の了解があり、口に出さなくても他の慣れてる乗船者や船長が船へのクーラーボックスを運ぶのを手伝ってくれたり、自分が他の人のクーラー運搬を手伝うことで自分のも運んでもらえます。
不安であれば、釣り座に着いたら左右隣の人とよく会話をして仲良くなって「一人なのでクーラーの荷卸し手伝ってもらえませんか?」と声掛けしとくと良いでしょう。
【ルアー×小道具×飯】収納タックルボックス
オフショアジギングなど船釣りでは、予備のメタルジグやリーダーや飯や予備リールなど船に持って行かなきゃいけなくなり道具がかさばるので、それらを収納できる丈夫なタックルボックスが必要になってきます。
人が座れて、丈夫で、収納にも優れたタックルボックスがこちら↓
収納シリーズで有名なメイホウさんのタックルボックスです。
オフショアジギングでは自動膨張ライフジャケットを着用する為収納するポケットは無く、荷物をズボンのポケットだけに入れるのでは到底無理があります。
この頑丈なタックルボックス一つあるだけで、小物類も飯も予備リーダーやリールやメタルジグも収めることができます。
その他あれば便利な小物類
予備フックや予備リーダーなど持っていくのは当たり前として。
それら以外のあれば便利な小物類を紹介します。
血抜き専用フィシングナイフ
釣った魚のエラに素早くナイフで傷をつけて、血抜きをすることで身に血が回ることを防ぎ、鮮度が保ちやすく、臭みがすくない状態にすることができます。
海水で使用する為、通常のナイフではすぐ錆びてしまうので、ステンレス製のフィッシング用ナイフを使いましょう。
※刃剥き出しナイフは非常に危険なので、簡単に素早く出し入れできる⇩のナイフが僕の愛用です。
針外し&ジグ交換&糸切り 万能プライヤー
青物は水深の変化にも強く、底から釣りあげても船の上で激しく暴れまわります。
素手で針を外そうとして大きなフックが指を貫通!!なんて痛々しい事故も度々起きています。
そうなると全員に迷惑が掛かり、船を早上がりして病院に行かなければならなくなります。
そうならない為にも、プライヤーを使用してフックを外すように心掛けてください。
※なんとプライヤー&フィッシュグリップセットです!
②遊漁船の予約の仕方

自分で船長に電話を掛けるのが基本です。
遊漁船の船長は早朝~午後までは基本的に釣りで船を操船中のため、夕方15~20時までの間に電話すると良いでしょう。
釣具店の店員に自分が何を釣りたいか伝えて、オススメの遊漁船の電話番号を聞いて、電話を掛け「何月何日に何名予約の(苗字)」と伝えます。
急いでいても、寝ている深夜に電話を掛けることは辞めましょう!
自分が予約したい日が空いていたら、船長から「~時に~漁港の(名前)船の前に集合してください」と言われるので、場所が分からなければその船のHPを検索してみるか、目印を直接聞いてください。
③予約~実釣~帰宅の流れ
・まずは船長に電話して予約する
⇩
・集合場所に30分前には必ず到着し、道具を下して、船長きたらすぐに積み込めるように
⇩
・船に荷物積み込んだら、竿にメタルジグを装着
⇩
・釣り場に着いたら船長が投入合図
・ひたすら釣っては血抜きしてクーラーに入れる
⇩
・港に着いたら、荷物を丘にあげる
・船長に料金を支払う
⇩
・自宅に帰宅
④船酔い対策
船釣りの最大の難関「船酔い」毎年オフショアジギングしていると、誰かしらダウンしてるのを見かけます(笑)
僕の車酔い、船酔いには貧弱体質でしたが「アネロン」に出会ってからは船酔いしたことがありません!
オススメの飲み方は前日の就寝前に一錠、乗船1時間~30分前に一錠で完璧です。
最後にまとめ
オフショアジギングでは沢山の青物がお出迎えしてくれるため、坊主ということが滅多にありません。
色々と道具にお金が掛かってきますが、あのシャクってるときにヌーンって急に乗ってるバイトや疲れてるのにシャクりたくなる中毒性釣りな上に、お魚釣れすぎて元が取れちゃう釣りはハマったらシーズンくるまで待つのが辛くなりますw
準備を万端に整えて、自慢できる大物を釣り上げましょう!

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