Youtube活動 岩手県の釣行記

【令和3年1月岩手県磯ロック釣行】全盛期と1月のアイナメの変化

※Youtube動画有り

2021年初の釣行は人生初となる真冬の1月下旬の磯ゴムボートロック釣行。
外気温は連日マイナスを記録し、これまでに二回ほど大寒波を迎えた海は果たしてどのような変化が起きているのか?

舞台は岩手県の外洋の絡む磯を調査してきました。

水温はサイトによると9℃。アイナメは何度まで元気で居るのか?
秋口のハイシーズンは良型のオスメスがかなり釣れてくれたポイントだが、その時と比べどの個体がどれくらい居続けるのか興味深い。。。。

今回の釣行で調査したい点をいくつか挙げてみると…

・全体的に魚は磯に残っているのか?
・どの地形に魚が着いているか
・平均的なサイズはどうなのか
・バイトの強さ、引きはどうなのか?
・捕食している餌は何なのか?

よく雑誌等で見るのは「冬はシャローにデカイのが単発」や「水深20m前後に落ちる」らしいが….果たして。

11月の全盛期の状況動画

とりあえずは2020年11月の秋のハイシーズンの過去実釣動画をどうぞ!

【危険はパラダイスの予感!?】2020秋シーズン 岩手県外洋荒磯に棲むデカアイナメを二馬力ボートロックで狩り尽すッ!!
危険地帯"荒磯の洞窟"を狙うべき❗二馬力ゴムボート船長兼アングラーが行く!『岩手県ボートロック』~アイナメ最高!!~

初開拓場所で撮影したものだが、2020年の秋の全盛期はどのエリアにも45cm後半が多く点在し、バイトも金属的で活性は非常に高かかったと言える。

また、40cmオーバーのマゾイも複数確認できた為、この場所はディープエリアと隣接していてそれらがしっかりと役割果たしていると断定できる。

いざ1月の磯ゴムボートロック実釣へ

外気温は2℃ほどで水温はサイトによると9℃
水に手を入れると確かに11月とは違ってかなり冷たく感じる。

1月の磯ロックは釣り人生で一回もやったことが無いので正直不安でいっぱい..
黙って家に居てゲームやゴロゴロしていたほうが幸せだったのではないか?と不安に駆られる悪い癖がでてきた(笑)

とりあえず戦略としては全盛期と同じように「サラシ+隙間」をメインにキャストしていく。

全盛期ではこうゆうサラシ+隙間にはヤル気のある個体が居て、2~4回の誘いで強烈なバイトするはず….ゴン

今年初フィッシュでもある真っ黒なアイナメちゃんがヒット!
かなり黒っぽい柄なので貝類が豊富な岩の隙間に居着いてるであろう個体。

とりあえず運よく?幸先よく良型がヒットしたもののまぐれかもしれないので、似たような場所を打っていく。

沖側に面した小磯はどうだろ?

全盛期には欠かせない、“沖側に面した磯”を攻める。

少し沖に面している側の磯を攻めるとバイトはかなり少ないものの、40cmのアイナメがヒット。色はいかにもアイナメらしい柄である(笑)
しかし、秋に比べるとバイトも激減な為キャストの回数は少なめにし次のポイントを攻める戦略のほうがいいと判断。

沖に一番近い障害物でもある為、活性が上がる時間帯や潮によってはディープからこうゆう岩に上がってくる可能性も無くなないだろう….。

めぼしいポイントをランガンしていき、去年に調子のよかった割れ目にルアーをキャストするとド真ん中にてゴン!

投げた場所は立ちはだかる岩と岩の間。
ここはボートが通れる隙間があり、潮通しも抜群にいいエリア。

両側の岩同士の感覚は4m前後なので、どこにキャストしても左右からルアーの存在を視認しやすくヒットチャンスは高いと考えている。

小魚等も通ると考えれば一年通してもヤル気のある個体が絶対居るはずなので絶対に外せないポイント決定。

ワンドのシャローエリアはどうかな?

昔から真冬の磯ロックはシャローにビックな個体が単発で居着いていると記事など見掛けているので、一応攻めてみる事にした。

ワンドのシャローエリアはこれといった”縦”の障害物が極端に少なく、底は砂利か玉石が点在しているような場所なので期待値は薄いと思っている。

オカッパリからなら根掛かりも少なく、キャスト範囲も広がる為攻めたいエリアなんだが、ゴムボートのメリットは一番熱いピンを至近距離から確実に狙える事。

従って適当に投げれるオープンエリアにはメリット等なく”無駄”でしかないと言える。

しかし、ギリギリ底が見える水深はミニボートユーザーとしては安心感が芽生えるので嫌いではない(笑)

先入観を捨てて偏光サングラス越しに見える黒い岩(たぶん海藻など生えてる)をかすめるようにキャストして誘いをかけてみた…..

着水してから2~3回のフォール中にカーーンッ!
え??
ハイシーズンさながらの金属的なバイトがロッドを通じて手元に伝わる。
シャローエリアなのでスッポ抜け防止の為、ロッドを真横にフッキング!

走る~走る~走る!
「なんだね!?このヤル気溢れる個体わ!!」

デン!

45~47cmの立派なサイズがヒット
その後もシャローを適当に流すと35cm~45cmクラスが数匹ヒット

いるやんけ。

ワンドのシャローエリアも意外とあなどれないと勉強になる魚たちに出会え瞬間でった。

最後に「釣行の結果&Youtube動画」

まず今回の1月の真冬の磯ゴムボートロック釣行は人生初でもある為、かなり不安な釣行だったといえる。
しかし、いざハイシーズンの同じようなポイントを攻めると以外にもグッドサイズな個体が多数見受けられた。
だが個体の特徴を観察すると秋の全盛期と比べて、個体の柄が様々だったのが印象的。

秋は茶色いアイナメと婚姻色に染まった柄がほとんどであったが、1月は真っ黒な個体や明るい個体などバラつきが目立った。

これらを推察するに、この場所で冬を越す個体とまだどっちつかずの個体が点在していると言える。
割合的には真っ黒な個体が少なかった為、たぶんほとんどはディープに落ちるんではないかと思う。
外洋に面した磯はディープエリアはすぐ目の前なので、特別岸に留まる理由もないと思われる。

また今回釣った複数のアイナメから「イワシ」が嘔吐されていた。
冬の時期は水温低下により動きが鈍く、甲殻類をメインに捕食していると思っていたがとんだ誤算だった。

比較的フレッシュなイワシなのでベイトが居れば積極的に追いかけまわして捕食活動しているのかもしれない。

ということは….まだロックシーズンは終盤ではない?(笑)
だが僕は寒いのは苦手であり、冬はスノボードもしたいので釣りは積極的にはしないw

最後に1月の磯ロックの実釣動画をどうぞ!ご覧ください。

【二馬力ゴムボート】冬景色の1月下旬 岩手磯ボートロック釣行!~全盛期と1月のアイナメの反応の違いに迫る~

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